『雨で蓋う』補足みたいな

作品読んだ人だけ読んでね


「蓋う」は「おおう」と読みます。どうやらいろんな漢字表記がある言葉みたいで、蓋(ふた)という字が一番それっぽいなと思って選んだんですが今見たらぱっと見読めねえ。

文章の中で、一目見ただけでは雰囲気すらつかめないような単語はなるべく使わないよう心掛けているんですが、どうしてもそれでしか表現しようがない、というのはたまにあります。今回のも気を付けてはいますが、わかりづらい部分があったらすみません。

一番気に入ってるのはやっぱり告白シーンですね、回想の。月島をかわいい生き物と思ってる人間が書いた文章。
不意打ちキスというものがどうにも好きで、受けからでも攻めからでもおいしい。すごいきゅんとします。頑張って勇気出してする不意打ちキスも、慣れた相手への単なるスキンシップの不意打ちキスも、なんでもうまい。今回は攻めの月島から。

影山は理性の塊の月島を狂わせ続ける存在と思っているので、欲に支配される月島がナチュラルに想像できてしまいます。理性ぶっ壊れるくらい影山に触りたくて仕方なくなって、誰もいないところで、つい魔が差してしまう月島、わかる。悪いことした自覚あるし、いい子だからすぐ謝る。
あとキスされたのはとりあえず受け入れて「付き合ってくださいって言え」って言ってあげる影山、メチャクチャ変だけどイケメン。王様。

お父さんお母さんに知られてしまうかもしれないと思いながらも影山を抱きたい気持ちが抑えられない、むしろそれすら興奮の材料になってしまっている月島、割と満足できる感じに書けたと思います。
ふたりきりで会う日は毎回セックスする、セックスするためにふたりきりになる、そういう月影かなり好きです。

でもこれを書き終えた後、ふたりで並んで歩くだけで心臓爆発しそうなくらい緊張してしまう初々しい月影を描きたくなりました。しょっぱいものと甘いもの交互に食べたいみたいな

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