原作やキャラに対する愛と少しの承認欲求があるならみんなやったほうがいいよ～と思っています。
同時に、二次創作同人女はもれなく全員地獄行き、とも思っています。よくないことではある、ということはわかっています。
全肯定はできない行為だとしても、同士と仲間内で盛り上がるのはなんとも楽しいですよね。
コミュニケーションが苦手なわたしでも、作品を通せば交流ができるところがすごく気に入ってます。
最近、やっぱり二次創作好きすぎる、という気持ちがあり、これは書き留めておかないとと思ったので、このブログを書いています。
二次創作の罪
二次創作はよく「法律上はグレー」などと言われていますが、実際はほぼ黒と言っていいと思います。
ただ権利を侵害された被害者側が告訴しなければ刑事事件として起訴されない決まりみたいなので、公式側から黙認されているだけ、グレーである、ということになるんですね。
もともと、それを知らない人は、二次創作やってなかったんです。やってはいけないことなんです。「みんなやってるから」ではダメなんです。
二次創作は「原作者が一生懸命創った物語やキャラクターを借りて」ものを作る行為です。
独自のやり方で作品への愛を表現できたり、時に承認欲求が満たされたりしますが、それは二次創作を行った人の考えや技術が100％見た人に認められた証明にはなりません。それでも良いからと、描きたいことを描くために、大好きな作品とキャラクターの力を借りて、リスペクトを込めて創作します。
自分の二次創作の作品がどれだけ褒められても調子に乗ってはいけません。それは作品とキャラクターが存在していなければもらえなかった賞賛です。その内容がどれだけ原作とかけ離れていてオリジナル性が高い話だとしてもです。もちろん、どんなに描くのが大変でも、たくさん時間やお金をかけて作っても、それでお金を儲けようとしてはいけません。
これは、自分に再度言い聞かせるためにも書いています。全てわたし個人の意見です。違う意見を否定する意図で書いているわけではありません。
二次創作の好きなところ
二次創作を発信していると、同じことをしている人と繋がれたり、会話できたりします。
そこが一番好きです。一時期作家同士の横のつながりにうんざりしたこともありますが、結局は交流したくて描いてるのかもしれません。
二次創作の、描いた人の考えや性癖と、作品やキャラクターの魅力が混ざった何とも言えない良さが好きです。原作者が考えたわけではないキャラクターのなんか言ってそうなセリフ、絵柄が全く違うのになぜかそのキャラクターだとわかる絵、原作では絶対に起こりえないけれど、なぜだか納得感のある恋愛の描写……。
わたしはお話は漫画も小説もどちらも書くので、どちらの楽しさも苦しみもなんとなくわかります。お得。
漫画は描いていくとハマりますよ！わたしもまだまだ下手くそですが描くのは楽しいです。自分が読むだけなら棒人間や白ハゲでも楽しいよ。
原稿つらいけど、その過程も原作愛ゆえと思うとなんかいいですよね。地獄のような修正とかも終わってみれば楽しかった思い出になる（なるか？）。わたしの場合描いたあと気になるのってセリフのちょっとした言い回しとか、語尾に一文字足すか削るか迷うとか、些細なことだったりします。そんな風に悩みながら描いてる過程も愛ですよ……。
同人誌の隅々から伝わる原作への愛とリスペクトをずっと浴びていたいし、わたしも伝わるように描きたいなと思います。
早くジカプの本を紙で読みたい……。
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TLで原稿頑張ってる方が多いので、心の中で応援してます。ジカプの同人誌楽しみにしてま～す！！
（一足先に本の原稿仕上げてしまったのでなんとなく寂しくて無料配布用に新しく漫画描いてる）
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